弘仁8年(817年)、伝教大師(最澄)が東国へ天台宗の布教に東山道を通られた際、
地元の郡司の帰依を受け、影向山神後寺善学院を建設し、日吉神社として創建しました。
その後、大師の弟子が神戸の地に寄られた際に、三柱の髪を勧請。
合わせて、七柱の神々が祀られ、山王七社として奉幣されました。
神戸町の日吉神社の例祭で、毎年4月の第4土曜日、日曜日に開催します。
神輿は絶対に止まらず、全力で疾走し、担ぎ手が途中で交代するなど特徴的な行事となっています。
1978年に岐阜県の重要無形民俗文化財に指定され、神輿七基も1961年に重要有形民俗文化財に指定されています。
元旦の午前0時から始まる歳旦祭や、
4月の第4土曜、日曜に開催される神戸山王まつり、
また6月に夏越しの大祓い神事など
1年を通じて、さまざまな祭事や神事が斎行されます。