神戸山王まつり 概要

神戸山王まつり 朝渡御

 神戸の日吉山王まつりは、日吉神社の5月3日(試楽)・4日(本楽)の例祭である。なお、明治初年までは卯月(4月)二ノ申の日に、平成6年までは4月13日・14日に行われていた。

 この祭りは、数多くの行事・儀式によりなっているが、その中心は山王七社の七基の神輿の渡御であり、具体的には4日午前0時からの朝渡御と午後5時からの還御である。特に松明に囲まれた朝渡御は有名で「神戸の火祭り」とも言われている。

 神輿の渡御の際には、絶対に止まらないで全力疾走し、走りながら途中で担ぎ手が替わるなど、他の祭りではあまり見られない特徴を持っている。

 祭りの起源については諸説あるが、伝承によると源頼朝が建久年間(12世紀末)に社領を寄進し、七基の神輿を奉納したと伝えられている。

 今の神輿は七基とも貞享4年(1687年)に製作されたものである。これらは、日吉神社境内に納められていたが、文久年間(19世紀中)以後、各町内が保存管理するようになった。

 祭りの次第は、貞享4年に整備改正、明治5年(1872年)に一部変更され現在に至っている。

 なお、この祭りは「神戸山王まつり」として、昭和53年(1978年)7月19日付で、岐阜県重要無形民俗文化財に指定されている。また神輿七基も、神前の百八灯明台一対とともに一括して昭和36年(1961年)6月19日付で、岐阜県重要有形民俗文化財に指定されている。

スケジュール

神戸山王まつり 中神輿

中神輿

神戸山王まつり 武者

武者

神戸山王まつり 祭主行列

祭主行列

神戸山王まつり 力紙投下

力紙投下

試楽

5月3日 午後 1時 中神輿渡御
午後 6時 善学院法印試楽参り
午後 7時 石原伝兵衛試楽参り
午後 8時 祭主試楽参り
神戸山王まつり 設楽・本楽のコースマップを見る

本楽

朝渡御
5月3日 午後 9時30分 大榊・触れ太鼓 日吉神社本殿前出発
午後10時 竹松明 日吉神社本殿前入場
午後10時30分 警護武者 道中検視
午後11時 祭主行列 祭礼事務所出発
5月4日 午前 0時 祭主一礼後 神輿渡御(日吉神社よりお旅所)
5月4日 午前10時30分 本楽祭(日吉神社)
還御
5月4日 午後 4時 大榊・触れ太鼓 お旅所出発
午後 4時30分 警護武者 道中検視
午後 5時 石原伝兵衛行列 社務所出発
祭主行列 祭礼事務所出発
祭主・石原伝兵衛到着後 盃事
日吉神社神輿殿で力紙投下
力紙到着後 神輿渡御(お旅所より日吉神社)
帰り神輿(日吉神社より各神輿蔵)