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- 神戸山王まつり
- 1日目
- 4月 第4土曜日(試楽)
- 2日目
- 4月 第4日曜日(本楽)
神戸町の「日吉山王まつり」は、日吉神社の例祭で4月の第4土曜日(試楽)・日曜日(本楽)に開催される。
因みに、令和6年は4月27日(土)・28日(日)となる。
なお、明治初年までは卯月(4月)二ノ申の日に、平成6年までは4月13日・14日に、令和4年までは5月3日・4日に行われていた。
この祭りは、数多くの行事・儀式によりなっているが、その中心は山王七社の七基の神輿の渡御であり、具体的には4日午前0時からの朝渡御と午後5時からの還御である。特に松明に囲まれた朝渡御は有名で「神戸の火祭り」とも言われている。
神輿の渡御の際には、絶対に止まらないで全力疾走し、走りながら途中で担ぎ手が替わるなど、他の祭りではあまり見られない特徴を持っている。
祭りの起源については諸説あるが、伝承によると源頼朝が建久年間(12世紀末)に社領を寄進し、七基の神輿を奉納したと伝えられている。
今の神輿は七基とも貞享4年(1687年)に製作されたものである。これらは、日吉神社境内に納められていたが、文久年間(19世紀中)以後、各町内が保存管理するようになった。
祭りの次第は、貞享4年に整備改正、明治5年(1872年)に一部変更され現在に至っている。
なお、この祭りは「神戸山王まつり」として、昭和53年(1978年)7月19日付で、岐阜県重要無形民俗文化財に指定されている。また神輿七基も、神前の百八灯明台一対とともに一括して昭和36年(1961年)6月19日付で、岐阜県重要有形民俗文化財に指定されている。
スケジュール
中神輿
武者
祭主行列
力紙投下
試楽
1日目 | 午後 1時 | 中神輿渡御 |
午後 6時 | 善学院法印試楽参り | |
午後 7時 | 石原傳兵衛試楽参り | |
午後 8時 | 祭主試楽参り |
本楽
朝渡御 | ||
1日目 | 午後 9時30分 | 大榊・触れ太鼓 日吉神社本殿前出発 |
午後10時 | 竹松明 日吉神社本殿前入場 | |
午後10時45分 | 警護武者 道中検視 | |
午後11時 | 祭主行列 祭礼事務所出発 | |
2日目 | 午前 0時 | 祭主一礼後 神輿渡御(日吉神社よりお旅所) |
2日目 | 午前10時30分 | 本楽祭(日吉神社) |
還御 | ||
2日目 | 午後 3時30分 | 大榊・触れ太鼓 お旅所出発 |
午後 4時 | 警護武者 道中検視 | |
午後 4時30分 | 石原傳兵衛行列 社務所出発 | |
祭主行列 祭礼事務所出発 | ||
祭主・石原傳兵衛到着後 盃事 | ||
日吉神社神輿殿で力紙投下 | ||
力紙到着後 神輿渡御(お旅所より日吉神社) | ||
帰り神輿(日吉神社より各神輿蔵) |